徒然なる一言

- その2 -


今は、ここにしか存在しない。
過ぎ去った時は過去となり、まだ見ぬ時は未来となって、幻の中へと消える。
今とは、時という闇の中の一瞬の閃光。その光に照しだされるもの。
それがこの世界のすべて。
過去は後悔とともに、未来は不安とともにある。
だが、それらは所詮すべて幻。
存在するのは今という時だけ。
だからこそ、今を精一杯生きる。
今は、ここにしか存在しないのだから。


信じること

他の人を信じること。
それは、その人を信じた自分を信じること。
信じるから、裏切られるのだ。
受け入れればいい。


人と

この世の中に、確かなものなど存在しない。
それは悲しいことなのだが、真実でもある。
人は、偽善の鎧を着て、猜疑の剣を振るっているようなものだ。
すべては、自分に始まり、自分に終わる。
だからこそ、そんな自分を冷静に見つめなければならないのだ。


一人

人は一人では生きていけない。
多くの人々に囲まれたまま、だが、人は自分の力で生きていくしかない。


失っていくもの

無邪気に過ごした頃。純粋に想いを念じえた頃。
そんな時は、次第に時の彼方へと過ぎ去ろうとしている。
大人になるということ。それは、代償に何かを失うことなのだろう。
だが、失ったものは、自分が思っているよりも、はるかに重要なものなのだ。


自由

人は、他人の自由を侵さない限り、すべてにおいて自由でなければならない。


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