【うーちゃんずとたこやき】 - 第1話 -
とある休日の、何でもない昼下がり。
ぽかぽかした陽気が、とっても気持ちのよい時間。
「ただいま〜」
あ、どうやら、おうちの人が帰ってきたようですね。
「あれ、いないのかなぁ。せっかくたこ焼き買ってきたのに…」
と、誰かをさがしている様子です。
ぱさっ。
そして、ダイニングテーブルの上に、まだ温かいたこ焼きの箱をおいて。
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